構造
既存の外壁の上から外断熱材であるEPS(ビーズ法ポリスチレンフォーム)ボードを張りつけ、下地コーティングを施した上で、仕上げ用塗り壁材をコテ塗りします。塗り壁材はひび割れしにくく、防カビ・防藻性、耐褪色性に優れ、防水性と透湿性の両性能をあわせもつことで、結露から建物を守ります。
既存の外壁の上から外断熱材であるEPS(ビーズ法ポリスチレンフォーム)ボードを張りつけ、下地コーティングを施した上で、仕上げ用塗り壁材をコテ塗りします。塗り壁材はひび割れしにくく、防カビ・防藻性、耐褪色性に優れ、防水性と透湿性の両性能をあわせもつことで、結露から建物を守ります。
建築用EPSで自己消火性があり、軽量で高断熱のパネルです。南極昭和基地にも利用され、40年間経過した後に掘り出しても、このEPS断熱材は厳しい環境にもかかわらず、当初の状態に比べてほとんど劣化していないことがわかりました。
ベースコートとともに外壁を強固に守る耐アルカリガラスメッシュです。柔軟性も確保しており、EPSを保護し、外壁下地のクラックを防止します。小口やアール部分に使用するスターターメッシュも使用します。
空気中のホコリを吸って黒ずんだり、変色することが少なく、いつまでも自然の風合いを保ってくれる本場スペインの西洋漆喰です。日本の気候風土の似た地中海地方の建材ですので、日本の気候風土に非常に適した塗り壁材です。
EPSが厚い場合やEPS材の圧着に不安がある下地の場合は、ワッシャーとステンレスビスを用いてEPS1枚に対して5個程度留め付けをおこなえばさらに安心です。タイプは2種類。傘タイプのULP302(写真左)・表面が面になるデビル(写真右)です。